抜歯したほうがいい理由

親知らずを抜いた方がいい4つの理由

DSC016751歯並びが悪くなる可能性が非常に高いです。
年を重ねるごとに、なんとなく出っ歯になった気がすると思われている方も多いのではないでしょうか。
親知らずが横や斜めに生えていると、他の歯を押して歯並びが徐々に悪くなります。
また矯正治療を行う予定の方は、親知らずを抜いた後に矯正した方が、歯が移動しないので歯並びが悪くなりません。
綺麗な歯並びでいたい方は早めに抜歯しましょう。
2むし歯になりやすい
ご存知の方も多いと思いますが、親知らずは歯ブラシが届きにくく、大変むし歯になりやすい歯です。
同時に隣の歯の根元に食い込んでいることが多く隣の歯との間に虫歯を作ることがあもあります。

3口臭の原因になる。
親知らずの周りに食べカスなどが残り、その食べカスがネバネバしたプラークというものに変化します。
そのプラークからガスが発生し、お口の中に臭い臭いが発生します。
また約8割以上の方が斜め、斜め・横に親知らずが生えていますが、
そこに隙間ができ、はぐきがかぶさり、汚れがたまり、それにより歯茎が腫れ、より臭い膿が発生し口臭の原因になるのです。

4妊娠中に痛みだすことが多い。
妊娠時は、つわりや吐き気で、しっかり歯を磨けない方も非常に多かったり、
ホルモンバランスの影響で、親知らずは歯周病になりやすく歯肉にもトラブルが起きやすいのです。
ただでさえ妊娠中は体調が悪いことも多いので、さらに奥歯が痛みで悩まされることは非常に辛いと思います。
是非、妊娠前に抜歯をおすすめ致します。

 

最悪のケース!:心臓周辺まで細菌感染してしまう!?

親知らずの痛みは細菌感染です。もしも親知らずが斜め・横に生えている場合、歯肉に隙間ができ、そこに食べカスやむし歯菌が入ってしまいます。

そのスペースは本来、歯茎などによって覆われている血管などがありますので、細菌に、その感染ルートを使われてしまい、身体中に細菌が広まってしまいます。
発熱や腫れなどの症状が起こり、最悪の場合、心臓周辺まで感染すると、心筋に炎症が起きる心筋炎になり、命に関わることもあります。首より下に細菌感染が広がった場合の死亡率は20%と言われており、親知らずは、できるだけ放置しないようにしましょう。

親知らずを抜歯すると小顔効果があるって本当?

実は本当なのです。ただ人により効果の度合いは様々です。

○顎が張っている方:
下あごの親知らずは、エラの部分と非常に近いため親知らずがなくなると歯を支える骨は痩せ、小顔になります。

○頬骨が張っている方:
上記と同様、上あごの親知らずは、頬骨の下部分にあたりますので、頬骨から下部分の骨が痩せて小顔になります。

○顔の骨が出ている方:
顔のラインで骨が元々でている方は、骨が痩せますので、非常に実感しやすいと思います。

○顎に筋肉が付いている人:
親知らずを抜歯するとかむ力が伝わらなくなり、筋肉が痩せて顔が小さくなります。

親知らずと顎の骨折リスク

スポーツによる顎顔面骨骨折私は2006年に、**「スポーツによる顎顔面骨骨折」**というテーマで、日本口腔外科学会総会にて研究発表を行いました。日本口腔外科学会総会は、口腔外科分野において年1回開催される大きな学会です。

この研究では、過去10年間の症例をもとに、スポーツ外傷による顎や顔面の骨折について検討しました。その中で、下顎の奥に親知らず、特に埋まっている親知らずが存在する場合、外傷時に下顎角部と呼ばれる顎の奥の部分に骨折が起こりやすくなる可能性が示されました。

 

親知らずは、痛みや腫れが出てから受診される方が多い歯です。
しかし実際には、痛みがない状態でも、将来的なトラブルの原因になっていることがあります。

特に注意が必要なのは、横向きや斜め向きに埋まっている親知らずです。
このような親知らずは、歯ぐきの腫れ、虫歯、口臭、手前の歯への悪影響だけでなく、顎に強い力が加わった際のリスクにも関係することがあります。

親知らずと顎の骨折リスクについて

下顎の奥に埋まっている親知らずは、顎の骨の中で弱点になりやすいと考えられています。
スポーツ中の接触、転倒、事故などで顎に強い衝撃が加わった場合、親知らずのある下顎角部に骨折が起こることがあります。

実際に、スポーツや殴打による下顎骨骨折を検討した報告では、14例中12例、85.7%が2カ所の骨折であり、下顎角部の骨折があった10例すべてで埋伏智歯、つまり埋まった親知らずが確認されています。

これは「親知らずがある人は必ず骨折する」という意味ではありません。
ただし、親知らずの位置や向きによっては、外から強い力が加わったときに、顎の骨折リスクに関係する可能性があります。

スポーツをしている方は特に注意が必要です

ラグビー、サッカー、バスケットボール、格闘技、柔道、野球など、接触や転倒の可能性があるスポーツをしている方は、親知らずの状態を一度確認しておくことをおすすめします。

試合中や練習中に顎へ強い衝撃を受けた場合、親知らずがある部位に負担がかかることがあります。
特に、下顎の奥に深く埋まっている親知らずや、横向きに生えている親知らずは、早めに抜歯を検討した方がよいケースがあります。

また、スポーツをしていない方でも、転倒や事故で顎をぶつける可能性はあります。
「痛くないから大丈夫」と判断せず、親知らずの位置や向きを確認しておくことが大切です。

抜かなくてもよい親知らずもあります

親知らずは、すべて抜歯が必要というわけではありません。

まっすぐ生えている、しっかり清掃できる、虫歯や歯周病の原因になっていない、手前の歯を押していない。
このような状態であれば、抜かずに経過観察できる場合もあります。

一方で、以下のような親知らずは、抜歯を検討することが多くなります。

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