親知らずを抜いた方がいい4つの理由
1歯並びが悪くなる可能性が非常に高いです。
年を重ねるごとに、なんとなく出っ歯になった気がすると思われている方も多いのではないでしょうか。
親知らずが横や斜めに生えていると、他の歯を押して歯並びが徐々に悪くなります。
また矯正治療を行う予定の方は、親知らずを抜いた後に矯正した方が、歯が移動しないので歯並びが悪くなりません。
綺麗な歯並びでいたい方は早めに抜歯しましょう。
2むし歯になりやすい
ご存知の方も多いと思いますが、親知らずは歯ブラシが届きにくく、大変むし歯になりやすい歯です。
同時に隣の歯の根元に食い込んでいることが多く隣の歯との間に虫歯を作ることがあもあります。
3口臭の原因になる。
親知らずの周りに食べカスなどが残り、その食べカスがネバネバしたプラークというものに変化します。
そのプラークからガスが発生し、お口の中に臭い臭いが発生します。
また約8割以上の方が斜め、斜め・横に親知らずが生えていますが、
そこに隙間ができ、はぐきがかぶさり、汚れがたまり、それにより歯茎が腫れ、より臭い膿が発生し口臭の原因になるのです。
4妊娠中に痛みだすことが多い。
妊娠時は、つわりや吐き気で、しっかり歯を磨けない方も非常に多かったり、
ホルモンバランスの影響で、親知らずは歯周病になりやすく歯肉にもトラブルが起きやすいのです。
ただでさえ妊娠中は体調が悪いことも多いので、さらに奥歯が痛みで悩まされることは非常に辛いと思います。
是非、妊娠前に抜歯をおすすめ致します。
最悪のケース!:心臓周辺まで細菌感染してしまう!?
親知らずの痛みは細菌感染です。もしも親知らずが斜め・横に生えている場合、歯肉に隙間ができ、そこに食べカスやむし歯菌が入ってしまいます。 そのスペースは本来、歯茎などによって覆われている血管などがありますので、細菌に、その感染ルートを使われてしまい、身体中に細菌が広まってしまいます。 発熱や腫れなどの症状が起こり、最悪の場合、心臓周辺まで感染すると、心筋に炎症が起きる心筋炎になり、命に関わることもあります。首より下に細菌感染が広がった場合の死亡率は20%と言われており、親知らずは、できるだけ放置しないようにしましょう。